エッセイ
7月13
7月12
こんにちは。さむコピ小川です。
OL時代で、独立を考え始めた頃だったと思う、たまたま美容院で見ていたファッション誌の中に見つけた言葉にガツーンとやられました。
それは、ファッションジャーナリスト大内順子さんの言葉。

「たたかわずに生きる。愛。」
私はこの短くシンプルな言葉に、ものすごく感動してしまいました。
ファッションジャーナリストとして海外で飛び回り、テレビ番組『ファッション通信』をつくり、レポートし続けた大内さん。
当時ファッション業界にいた私は、業界の中の「競争心」みたいなものは肌で感じていましたし、大内さんはさぞや闘ってきたのだろうと思っていました。
「そうか、たたかわずに生きると決めればいいのか。」
妙に腑に落ちて以来、私の座右の銘になっているんです。
たたかわずに生きるとは、どういうことなのでしょうか。
私が思うのは、「視点を上に上げて、自分の役割を見つけていく生き方」です。
たとえば、これから頑張りたいと思っている業界に、強いライバルがいる。
「負けない」なんて思うのでなく、
「一緒にやれる方法はないだろうか?」と考えてみる。
その人が本当にしたいことは何だろう?私にできることはないだろうか?
もし、その人が大きな夢を持っていて、その夢に共感し、自分にもできることがあるのなら、一緒にやったほうがいいではないか。
もし、その人が大きな夢を持っていて、その夢に共感し、自分にやるべきことがないのなら、その人に任せて応援する側にまわったほうがいいではないか。
もし、その人の夢が自分と違い、自分の夢のほうがはるかにいいと思えるのなら、「たたかう」なんて言わずに淡々と自分の仕事をすればいいではないか。
視点を上に上げれば、自分のすべきことが見つかります。
だけど、そうやって「たたかわずに生きる」と決めていても、ついつい視点が低くなって自己中心的な考え方を持ったり、虚栄心が出てきたりすることがあります。
たたかうべき相手は「自分」なんですね。
私は、常に自分とたたかい続けたいと思っています。
バイブル。
↓

たたかわない生き方
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OL時代で、独立を考え始めた頃だったと思う、たまたま美容院で見ていたファッション誌の中に見つけた言葉にガツーンとやられました。
それは、ファッションジャーナリスト大内順子さんの言葉。

「たたかわずに生きる。愛。」
私はこの短くシンプルな言葉に、ものすごく感動してしまいました。
ファッションジャーナリストとして海外で飛び回り、テレビ番組『ファッション通信』をつくり、レポートし続けた大内さん。
当時ファッション業界にいた私は、業界の中の「競争心」みたいなものは肌で感じていましたし、大内さんはさぞや闘ってきたのだろうと思っていました。
「そうか、たたかわずに生きると決めればいいのか。」
妙に腑に落ちて以来、私の座右の銘になっているんです。
たたかわずに生きるとは、どういうことなのでしょうか。
私が思うのは、「視点を上に上げて、自分の役割を見つけていく生き方」です。
たとえば、これから頑張りたいと思っている業界に、強いライバルがいる。
「負けない」なんて思うのでなく、
「一緒にやれる方法はないだろうか?」と考えてみる。
その人が本当にしたいことは何だろう?私にできることはないだろうか?
もし、その人が大きな夢を持っていて、その夢に共感し、自分にもできることがあるのなら、一緒にやったほうがいいではないか。
もし、その人が大きな夢を持っていて、その夢に共感し、自分にやるべきことがないのなら、その人に任せて応援する側にまわったほうがいいではないか。
もし、その人の夢が自分と違い、自分の夢のほうがはるかにいいと思えるのなら、「たたかう」なんて言わずに淡々と自分の仕事をすればいいではないか。
視点を上に上げれば、自分のすべきことが見つかります。
だけど、そうやって「たたかわずに生きる」と決めていても、ついつい視点が低くなって自己中心的な考え方を持ったり、虚栄心が出てきたりすることがあります。
たたかうべき相手は「自分」なんですね。
私は、常に自分とたたかい続けたいと思っています。
バイブル。
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NHKの「佐野元春のTHE SONGWRITERS」は、言葉や音楽が好きな人にとってシビれるいい番組であって、とくに七尾旅人(ななおたびと)さんの回は、いろいろなことを考えさせてくれました。

旅人さんが福島に行って作った「圏内の歌」は、心地いいメロディと歌声、ギターの音に超ストレートな歌詞がのっかって、魂が揺さぶられ、涙が出てきてしまいます。
聴講している大学生が、
「歌詞が出てこないときはありますか?」と質問をしました。
旅人さんのこたえが、衝撃的でした。
続きを読む

旅人さんが福島に行って作った「圏内の歌」は、心地いいメロディと歌声、ギターの音に超ストレートな歌詞がのっかって、魂が揺さぶられ、涙が出てきてしまいます。
圏内の歌
詩・曲 七尾旅人
離れられない 小さな町
私たちが 育った この町
どろんこで 遊んだ後
のぞきこんだ 水辺に うつる月
激しい雨 屋根を濡らす
放射能が 雨樋を 伝って
庭を濡らす 靴を濡らす
あの子の 野球ボールを濡らした
子供たちだけでも どこか遠くへ
何年も 何年も
おばあちゃんに 聞かされた 寝物語
ここらへんの 子供たちは
みんな知ってる やさしいお話
子供たちだけでも どこか遠くへ 逃がしたい
離れられない 愛する町
生きてくことを決めた この町
まるで何も なかったよに
微笑みを交わす 桜の下
子供たちだけでも どこか遠くへ 逃がしたい
どこか遠くへ 逃がしたい
離れられない 小さな町
離れられない 小さな町
離れられない 小さな町
聴講している大学生が、
「歌詞が出てこないときはありますか?」と質問をしました。
旅人さんのこたえが、衝撃的でした。
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8月21
![FRaU (フラウ) 2009年 09月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51TNc5vRo9L._SL160_.jpg)
FRaU (フラウ) 2009年 09月号 [雑誌]
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誰がどんな本が好きで、どんな思い出があるのか、といった特集の雑誌はついつい買ってしまいます。
今月号のFRAUの特集の中に、「恋愛の本を持ち寄って」という対談がありました。タレントの光浦靖子さんと文筆家の山崎まどかさん、歌人の穂村弘さんの3人が、それぞれおすすめの恋愛本20冊を持ち寄って語っています。
ということは全部で60冊もの恋愛本が紹介されているわけで。こういうのは女性誌ならではだよね。圧巻。
しかし自分のことを考えてみると、そもそも恋愛が苦手というか、映画にしても本にしても、恋愛テーマは避けてきたものだから、「おすすめの恋愛本は」と言われても全然思いつきません。
でも、不思議なことに、私の数少ない恋愛経験と本は切り離せないのです。
そんなわけで、「本と初恋」についてエッセイを書いてみました。私の恋にまつわる思い出の本とは・・・
↓
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